カニのあかびらいふ

北海道赤平市で町おこしなどをしながらフリーデザイナーとなってしまったおバカなカニのお話。

4万円の家、クラウドファンディングはじめました(物理で)

地味に進めている、家計画

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思い起こせば去年の5月……。

私は家and事務所を探していて、公売で4万円の家を発見しました。

 

 

移住者カニ、4万円で築58年の家を買う ~買った経緯編~ - Ka2 Design

 

そして思いました。

赤平って宿泊施設ないし、泊まれる場所あれば良くない?と。

 

ka2design.hateblo.jp

 

なんせこの頃ちょうど民泊が盛り上がってる頃でして、まだ民泊新法もできる前だったと思います。で、私は思っていました。

民泊やろう!と。

そうすれば宿泊施設もできて、家もできて、事務所もあって、幸せ。(簡単)

 

そして季節はめぐり、今年の春。

ついに家の屋根と壁をなんとかしなければ!と思いました。

なんせ、家の解体は恐らく300万円前後かかります。この4万円の家は築60年なので、放置すればおそらく割とすぐ寿命がやってきます。で、内装は騙し騙しやったとしても、壁と屋根だけはなんとかしないとねー……って…

 

【終了か?】4万円で買った家、修繕の見積もり300万円ナリ - Ka2 Design

 

マジかよ。私貧乏だから300万円もないよ。

しかも

 

4万円の家、補助金も使えない疑惑 - Ka2 Design

 

民泊新法による民泊は1年のうち180日しか営業できないという規制によって、通年営業の起業者を対象とした補助金が使えません。

うそやん……。

 

ということで!

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クラウドファンディング始めました。

ただし

物理的に。(それはただの乞食では)

 

クラファン(物理)について詳しくは下の方で… 

 

「民泊の申請」は通りそうでした

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まず民泊について。

これはちょっと調べたらわかったのですが、北海道でかつ札幌以外という赤平の話にはなってしまうのですが、民泊の届け出はできそうでした。

 

民泊にはやり方が大まかに2種類あって

「オーナーがその建物に住んでる」

OR

「オーナーは住んでいない」

に二分されます。

 

私の場合、「住んでいる」になったので問題ないのですが、住んでいない場合はお客さんが来る時だけ住むか、管理の資格を持った業者(不動産屋さん)に管理をお願いする必要があるようです。

 

そして民泊の場合は北海道では保健所に届け出をするのではなく、道に直接届け出となります。

 

北海道民泊ポータルサイト | 経済部観光局

 

ここでもう一つ必要になるのが、そのまちにある消防署にもらう書類「消防法令適合通知書」です。

 

私の場合は赤平市の消防署の予防係というところに電話をかけて、担当の方の予定を聞いて、消防署に出向いてお話を聞きました。

そうしたところ、あまりにも大きい建物だと変わってくるそうなのですが、宿泊室の合計面積が50㎡を越えなければ「一般住宅」という扱いになるそうです。

 

で、「一般住宅」になると何が良いのかというと…

「自動火災報知機」が不要で、住宅用火災報知器だけで良いそうなんです!!

 

「住宅用火災報知器」はどこのご家庭にも最近はあるらしいやつ…

 こういうの!

安いのだと1個3,000円程度で買えて、ホーマックとかでも売ってるそうです。

 

一方「自動火災報知機」になると……

「消防設備士」の資格を持った人のいる業者さんにお願いして設置工事をしないとなりません。ちなみに業者さんから消防に届け出を出したりなんだりするそうです。

で、それを付けるとなると……100万円とかかかることもあるとかなんとか…!!

 

ということで、うちは「一般住宅」なので大丈夫そうだったのです。

が、なんせ民泊は180日縛りがあります。

 

普通のキレイな一軒家にお住まいの方なら全然民泊で行けると思いますよ…。

しかしなんせ貧乏なので壁と屋根を直すお金を私には捻出できないのでした……。

 

簡易宿所」の許可はどうなのか

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私はひとりで旅行にでかけると、極限まで食べ物と宿泊にかかるお金を抑える傾向がありまして(見たいものを見に行くのがほとんどなので)、そのためよくゲストハウス(ドミトリーってやつ)に泊まっています。

一泊3,000円以下におさえれたらこっちのもん!!(貧乏)

 

で、前から気になっていたのですがゲストハウスの営業許可の区分はだいたい簡易宿所(かんいしゅくしょ)」です。

ちなみに保健所の人は「かんしゅく」と略してました。略すとプロっぽさが出る説。

 

ただ、簡易宿所もそれなりに規制が厳しくて消防や立地や用途によって色々と許可が出るのが難しかったそうなのですが…

 

なんと

 

民泊新法の設立やら東京オリンピックに向けて全国的に宿泊施設が足りなくなりそうな現状を見て

大幅な規制緩和があったそうです。

 

これはえぇぞぅ…。

 

ということで、「簡易宿所」の許可を取るとなると届け出をする先は道ではなく保健所になります。そして「旅館業法」という法律の定めるところに従って色々な設備を整えていくのですが…

 

書けば長くなるので

略!!!!!

(今度別にブログ書きます)

 

で、どうなったかという結論だけ書きますと

 

保健所→許可出せる

消防→許可たぶん大丈夫!(まだ不確定)

 

だけど

 

結構設備にお金かかるよ♡

 

ということでした。

ですよね…。かかりますよね……。

 

カニ、ついに銀行に行く

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いや、もうそんなお金ないなら無理よね…。

と思いつつ、最後の希望をかけて日ごろ常々お世話になっている仲間がいる銀行へ行ってみました。

 

「いや~、実は新しく事業やろうと思ってるけど貧乏で…貧民なんだけどお金なんて借りれないっすよね~?ははっ」

 

ってな感じで行ってみると。

これもまた結論だけ書きますと。

 

中小業者向けの融資がある。

事業計画さえしっかりしていればなんとかなるかもしれない。

 

というお返事をいただきました。

マジで…?

これもしかして、お金借りればできるんじゃね…?

(ていうか本当に借金してまでやるのか?という疑問もなくもない)

 

ここまで来たら…やる……か…?

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いや~ぶっちゃけ言うとわたし、ひとつの所に長く留まっていることが苦手で、つねにふわふわしてたい人間なんですよね。

同じ人が長く隣に住んでたりするのも苦手ですし、できれば2年に1回は引っ越ししたいし、2年に1回は転職したい。(ダメ人間)

同じことずっとやってると飽きちゃうし、ついつい逃げちゃう。

ひとと深く関わるのも苦手で、適度な距離を持ちながらヘラヘラ楽しくやってたいクソ野郎です。

 

なので、宿の計画やるともうそれは10年計画になるんですよね。

 

10年も逃げずに消えずに続けられるだろうか…。

とめちゃくちゃ不安なのですが……

 

ま、今まで散々苦手なこととか嫌いなこともやってきたけど、なんとかなってきたし!

このまま許可関係が問題なくて、融資も通ったら

 

やっちゃおうかなっ☆

 

って思ってます。

ということで本題です。

 

何をするにせよ、元手が必要だ!

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基本的には「私がやりたい仕事なんだから、私の力でなんとかしたい」というのは私のスタンスです。

が、あまりに貧乏で…

思ってたより家の修繕がかかってしまうことが分かって……

補助金のお世話になれたらと思っております。

 

が、こういうのってよく

「ゲストハウスをやりたい!」

とかなんとか言ってクラウドファンディングやってますよね。

 

私あれダメなんすよ。苦手なんすよクラウドファンディング

なんでって

めっちゃ意識高い風じゃないっすか!?!?

私あのキラキラ感がど~~~~~も苦手でして…

 

思いついたのが

クラウドファンディング(物理)です。

 

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…え?

それただの募金箱だって?

 

だって「クラウドファンディング」ってcrowd(群衆)からfunding(資金調達)することっすよね??

つまりこれもクラウドファンディング……!!

 

 

 

 

嘘です!!

ごめんなさい!!!!!

 

これはただの乞食です!!!!!!!!

 

 

 

 

でももし乞食に募金したくなったら、赤平にある夜カフェ「アカビラボカフェ」に募金箱が置いてあるので財布の中で重たくなっている小銭でも入れてもらえると嬉しいです。

www.facebook.com

(クラファンでもハードル高いのにあえて物理にする)

(その上赤平まで来ないと募金できないハードルの高さ)

 

ちなみに募金箱のあるお店はココです。

goo.gl

 

あ~~~~あ~~~~~~~

アホなこと言ってないでなんとかしないとな…笑

 

ちなみにこのお店でDIYの相談を得意な人にする企画なんかもやってます。

www.facebook.com

 

さてどうなることやら…。

以上、次回へ続く(たぶん)

 

 ▼次回、ちょっと着手したようです▼

ka2design.hateblo.jp