ぐーてんたーーーーーーーーーっく!!
こんにちは、ほとんどドイツの記憶がなくなりつつあるのにドイツの話をあちこちでしないといけない予定があるカニですv
今のうちに書ける部分は書いて忘れないようにしないと…。
ということで!
ついに理事長がガイドしてくれる炭鉱巡りツアーもこの日で終わりでございます。
今まで散々高いところに登りまくりましたが…
▼前回▼
果たして今回はどうなんでしょうか!?
▼ちなみにドイツに来たきっかけ▼
カニ、ドイツへ行くよ!グリュックアウフ! - Ka2 Design
▼ドイツ旅行記の最初▼
【1日目】カニのドイツ旅行記~北海道から成田まで~ - Ka2 Design
ついに立坑ビューのホテルにさようなら
本日チェックアウト。
— vかにv@赤平市のデザイナー (@ka2_design) August 25, 2018
立坑ビューの上に
賃金支払い所に泊まれるという
素晴らしい体験をありがとう(。´Д⊂)#lohnhalle #zeche #ローンハーレー #炭鉱 #産業遺産 #ドイツ旅行 #industrialheritage #coalmine #インスタ pic.twitter.com/3EZ4HmVyLU
この日の夜から単独行動を開始するカニは、チェックアウトの日でした。
素敵なキャットウォークみたいなのがあるこのホテル。
賃金支払い所の面影の残るこのホテル。
本当に素敵でした。朝食もおいしかったし。機会があればまた来たいです!!
ということでホテルに別れを告げて移動です。
↑
乗り換えで立ち寄ったバス停。ドイツでは大きなバス停…バスターミナル?には必ずと言っていいほど「KIOSK」がありました。水などはここでゲット。あと高確率でケバブ屋さんもありました。
やってきたよ世界遺産!!
世界遺産に!!! (at @RuhrMuseum in Essen, Nordrhein-Westfalen) https://t.co/x70pOk5vYv pic.twitter.com/WSAOSAhNbv
— vかにv@赤平市のデザイナー (@ka2_design) August 25, 2018
こうしてやってきたのは世界遺産となった炭鉱、ツォルフェアアイン炭鉱です!!
ここはもう本当に広~~~い範囲で世界遺産の炭鉱遺産があって、ゆっくり見て回るとすごく時間がかかると思います。(それぞれに入場料かかるけどね!)
この立坑はランドマークとなって、あちこちでモチーフとして使われてました。
しかし…
ピッカピカです。
なんというか…趣がないというか……まるで炭鉱を模して建てたんじゃないかっていう感じすらするというか…いや、汚いよりは一般ウケはすると思うんですけど、廃……いやインダストリアルネイチャー好きとしては人工的すぎるというか…
(カタカナで言うとなんかかっこいいね!)
しかし使ってた当時の面影もあまり感じないっていうのか…
世界遺産になるって…
こういうことなのか…
うーん…。
で!
立坑の横の建物が「ルールミュージアム」となっていて、ホール部分だけ無料で入れます。
施設をそのまま使っている感は好きです。
選炭機だったかな?日本でもこういうのって間近で見たことないので嬉しかったです。
キレイにはなってますけど、いいですね。
カフェもあります。活用されてますね~。
ということでルールミュージアムを出て違うポイントへ移動です。
訪れたのはこちら
Red Dot Design Museum
https://www.red-dot-design-museum.de/
ここはプロダクトデザインの博物館で、まぁまぁいいお値段の入場料だったのですが…めっっちゃ素敵でした!!
しかしなんせ画像のネットへの掲載禁止……!!!
この素敵さを伝えられないのが残念すぎるんですが、空間の使い方が本当に天才的でした。もうほんと良すぎだったので気になる方は公式HPご覧ください…。
コークス工場へGO
さて、ちょっと長めにRED DOTにいたのでまた駆け足で次のポイントへ移動です。この世界遺産たちの中(中?)はあちらこちらに、こんな感じの立体マップが置いてありました。
これめちゃくちゃ分かりやすいです!!しかも金属製だから産業遺産とも馴染むデザインだし木製とか印刷物みたいに雨風でそう簡単に劣化しないし、建物の形が立体的に分かるから何か分かりやすい!!大きな施設だとこういう形のマップがあってもいいな~と思いました。
で、上の画像内で言うと上の方にある立坑のところから下の方にあるコークス工場に移動します。
ちなみに真ん中あたりのつぶれた目玉焼きみたいのはズリ山です。充填※に使ってたからあんまり高くなってないんだろうって話でした。
※炭鉱ではズリ(石炭以外の石とか)を石炭を掘った後に埋め戻すために使ってたところもあるんです。
つまり今日はズリ山登らなくてすむ…!!セーフっ!!
この辺はそのまま感ありますね!
でも実は写真の奥の方にプールあります。マジかよ産業遺産でプールかよ。
で、コークス工場の一番の見どころ(?)にはなんだかアート作品がありました。ここはコークスの原料になる石炭を入れる超でっかいカセットみたいなもの(右側に見える縦長のもの)を入れて燃やす所です。このカセットを取り出して冷やせばコークスの出来上がり(雑な説明)。こうやって実物を見ながら仕組みを聞くとすごく分かりやすい。
ちなみにこの背中側ではウェディングパーティー?的なことをしててものすごい盛り上がってました。いいなー。私も結婚式するなら炭鉱の中がいいなー。(その前に相手見付けないとなー)
しかしこの辺でようやく気付いたんですけど、近い位置で炭鉱(石炭)から燃料(コークス)を作って製鉄をするってものすごい効率良いですよね。ルールでは炭鉱、コークス工場、製鉄所がすごい近い位置に配置されてますもんね。私が炭鉱会社だったら間違いなく炭鉱の側にコークス工場作ります。日本でも炭鉱の側にあったんでしょうかね?製鉄所は船で積み出すことを考えて室蘭にしたんでしょうけど。
※判明!
製鉄にはコークスが必須なので、製鉄所にはコークス工場がセットになっているそうです。室蘭にもあるそうです。ただもちろん、コークス工場単品でも存在することはあるそうです。
で、すごいなーと思ったのが、ガッツリ補修してます!やっぱり世界遺産ですねぇ。
で、写真には映ってませんがこの右側には観覧車があります。それはちょっと雰囲気としてどうなんだろうと思わなくもないです。
公園(施設?)内は可愛いバスも走ってました。
そして「良き!!」と思ったのがこの写真の左手のツボみたいなもの。用途はもう忘れちゃったんですが(後で調べます…)入ってたのは水だったかな?
※判明!「クーラー」だったそうです!
有害物質がたくさん含まれた物が入っていたものでコンクリだとすぐ悪くなっちゃうので元々木製で、劣化が激しいので3つのうち2つはフレーム部分だけ保存しているそうです。保存の仕方にも色んな選択肢ってあるよなぁ…と思っちゃいますよね。
ということで、有名な世界遺産の炭鉱はここでおしまいですぐ側のバス停から次へ移動します。
…が、もちろん長くなってきたので今回はこの辺まで。
私の記憶から消えてしまった情報をお持ちの方は
▼次回▼