家が欲しかった理由
どうも~、赤平市に移住して約4年、フリーデザイナーとフリーターをしているカニですv
本日のお話はタイトルまんま。
突然ですが家買いました
— vかにv@赤平のデザイナ (@ka2_design) May 15, 2018
移住した私がついに家を買った話です。
独身アラサーが!!
ついに!!!
家を!!!!!
ヤバイやつ……!!!
(これ結婚しないフラグじゃね?)
で、今ももちろん市内に住んでいるわけなのですがどうして自分が家を欲しかったかという経緯から家の買い方(?)までを一連のブログにしておこうと思います。地方で家を買おうという方の参考になれば。(なるか!?)
家を買った理由1.賃貸は高くて入れない
まずコレです。
私の知っている賃貸はだいたい家賃が4~5万とか。
田舎のくせに生意気な……札幌で1LDK借りれるわ。
なんと我が町赤平市はまず賃貸の物件が某大手検索サイトなどではまず見つかりません。大家さんが誰も掲載していないんです。理由は、掲載しなくても住みたい人がすぐ見つかるから。
というのも赤平市には賃貸マンション・アパートが全然ありません。そりゃそうだ、もともと6万人いた人口が今や1万人ちょっと。そんだけ人口が減っているんだからアパートなんか誰も建てませんよね。
しかしアパートが無いことによって困るのが新規転入者。
赤平市には大きい企業が結構あって、働いている従業員もそこそこいるのですがいざ職場のそばに住もう!と思ってもネット検索にも全然引っかからない。それでみんな便利だし車で30分で着くし隣町の滝川市に住んでいるのです。
で、赤平市がちゃんと対策を取っていまして、「民間賃貸住宅建設助成事業」でアパートなどを建てる業者に補助金を始めました!素晴らしい。これによってやっとボチボチ立ち始め、住むところのなかった単身者は次々に入居していきました。
加えて優しい赤平市は移住者への助成も始めます。それが「赤平市民間賃貸住宅家賃助成」。
これはなんと市外から引っ越してきた方は家賃の補助が毎月3万円、最大5年間ももらうことができるのです!!!!
つまり移住者は家賃が5万円でも補助金をもらえば実質2万円でほぼ新築の賃貸に住めるんです!!素敵!!!!!!!
ただしこれ、移住者だけ…。
私は当時「地域おこし協力隊だから」という理由でこの助成を受けることができませんでした。結果として役所がなんとか用意してくれたまるで炭住のような超レトロ住宅に住むという経験ができたのですが…。
辛かったなぁ…。
※私の住んでいたお家はこちらをご覧ください
クモ・わらじむし・蟻・蜂・ネズミと同居すること2年、無事にピカピカの市営住宅に入居することができたのですが…そこで出てきた問題が次のものでした。
家を買った理由2.市営住宅は年収を上げられない
市営住宅って入ったことある人は若い人ではあまりいないかもしれないですよね。私も引っ越すまで初体験でした。
市営住宅って入るのにいろいろと条件があり、その一つに年収があります。年収が高すぎると入れないのと、一番私が「う~ん」と思ったのが
「年収が上がるとその分家賃もアップする」ということでした。
自営業になって初めて知ったのですが、社会保険料もそうなのですが微妙に稼ぐと逆にマイナスになるということが分かり「えっ、これって頑張り損じゃん!?」となりました。市営住宅の家賃も然り。
もちろん市営住宅はそもそもの目的が大家さんが家賃で儲けることとは違うので当たり前なのですが、市営住宅以外に住む場所無いのにどうしろと……!!という悲しい状況。
もちろん自営業になったからには稼いでその分お世話になっている町にたくさん恩返しがしたい気持ちがあります。
が!!!!!!
下手に稼いじゃうと、なぜか生活が苦しくなる……!!このジレンマ。
家を買った理由3.投資が馬鹿らしい
市営住宅は基本的に何も無い状態で入居し、原状復帰で返します。つまり…
雪がこいをお金かけて作っても…
網戸をお金出して買ってつけても…
ストーブを買っても…
ボイラーや風呂を買っても…(それすら付いてこないので)
退去する時には全部外していかないとならないんです。光回線すら工事して撤去しないとならない。次に入る人のために取っておけばいいじゃんね!!!!と思うのですが、そうじゃないのが市営住宅。
私は上記2点から「ここには死ぬまで住むことはないな~」と思っていたのでどうも投資する気にならず…。シャワートイレとかもほしかったんですけど、それは「どうせいつか外すし」と思うとやる気にならず。。。
痛んだら直したり、少しずつ自分が住みやすいようにアップデートしたり……それがやっぱり人の物だとできないんですよね。実家がずっと一軒家だったのでこの辺があまりなじまなかったポイントの一つとなりました。
しかも今住んでいる市営住宅、光回線無いのでネットが超不安定なんですよね。ストレスフル。
家を買った理由4.そもそも集合住宅じゃなくて一軒家に住みたくなった
これを言ったら何もないんですけど…。
住んでみてわかったんですけど、集合住宅って周辺の住民にかなり気を使いますね。笑
最初住んだ家では、通路側のお宅の雪かき状況で私が帰宅できない状況になって大変困ったり、今住んでいるお家は同じ棟の人はいい人ばっかりですが出入口で住民と会う可能性があるので下手な恰好できなかったり笑、当然夜に洗濯できなかったり(仕事上結構遅くなるのでこれが結構困る)……。
というかそもそも、現状では光回線の来ない家では仕事ができないし、今は事務所を別に借りてますけど家賃や光熱費が二重にかかりますし、長い目で見て住居兼事務所を手に入れる方が得策だと思ったわけです。
てか本当は起業時からそのつもりだったんですけど、良い物件が無かったんです……!!
今回やっと良いご縁に恵まれまして家を買うに至りましたが、本当は去年手に入れていたら良かったんですけどね。
どうやって店舗兼住宅を見つけたのか
そんなわけで本日お金も無事に支払いをし、家を買ったわけですが実は今日の時点ではまだ完全に私の物になったわけではありません。
どうしてどうして!?
…というのは長くなるのでまた次回。笑
実は家を手に入れるにあたって初体験がたくさんあり、面白いこともたくさんありました。また、せっかく家を手に入れたのでやりたいことややりたい仕事もボチボチ生まれてきています。
そんな話を進展があるごとに忘れないようにブログにも起こしていこうと思うので、楽しみにお待ちください。
家持ちアラサー独身となったカニでしたv
▼次回、タイトルを微妙に変える姑息なカニ。