Ka2 Design

北海道の炭鉱街で町おこしなどをしながらフリーデザイナーとなってしまったおバカなカニのお話。

それっぽい地域おこし協力隊になるためにやること12選

それっぽい地域おこし協力隊になりたいっ!

 

こんにちはー、フリーデザイナーをやってるつもりのカニですv

本人はやってるつもりだけど、たぶんこれはフリーターです。

 

さて、私カニは2017年3月まで「地域おこし協力隊」というものをやっておりました。

 

ka2design.hateblo.jp

 卒業して1年以上経つわけですが、ありがたいことにチョビチョビまだ現役の協力隊さんと関わらせてもらうことも多々ある環境におります。

時代は流れるものですからね、やっぱり今の様子とかを聞ける環境だっていうのは非常にありがたいです。

 

で、考えました。

 

きっと今もどこかで

「あれ、自分、地域おこし協力隊だけど何すればいいの?」

…って人がいるはずだと!!!!!

 

そんな人々にのために…

「コレさえやっとけばなんとなく協力隊っぽい★」

ということをまとめてみました♪

(あっ、ごめんなさい今日は真面目な記事じゃないです)

 

協力隊になりたてで、なんとなくそれっぽい協力隊になりたい人は参考にしてみてください( ^∇^)

…参考にした結果は保障しませんけどね★(ん?)

 

地域おこし協力隊 日本を元気にする60人の挑戦

地域おこし協力隊 日本を元気にする60人の挑戦

 

 

1.美味しい空気と景色に感動する

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地域おこし協力隊のだいご味、それはやっぱり

「都市部とのギャップを楽しむ」

ことではないでしょうか。

 

全然人が歩いてない街並みも、広大な大自然も実は結構よく見る光景ですけど移住して2~3か月はひとまず毎日新鮮に過ごしましょう。

なんだったら毎日窓からの美しい景色を眺めたりインスタにアップしたりして

 

#田舎は空気がおいしい

 

とかハッシュタグでもつけておきましょう。

空気に味なんかねーよ、とか思わずに深呼吸してみましょう。きっと都市部とは違う味がするはずです。

 

また実はコンビニもスーパーもあっても、あえて町の中でももっとも田舎っぽいところを写真に切り取りましょう。だって町っぽいところの写真撮ったって代わり映えしないし。

せっかくだから「めっちゃ田舎に行った感」を出して自他共に満足するのです。

 

2.食材の新鮮さ、美味しさに感動する

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都市部との違いを大きく打ち出せるもののひとつに「食」があります。

食べ物を食べない人間などいないので、食はどの人間にもアプローチできる素晴らしい手段です。

 

そのまちの特産品、グルメなどはすぐに調べて早いうちに口にしておきましょう。

まちの人にまちの印象を聞かれたらその時に

「このまちの〇〇は本当においしいです!!東京で食べてた〇〇はなんだったんだろうって思いました!!」

とここぞとばかりに褒めちぎります。

 

最近の物流や加工・保存の方法ってすごくて実はどこで食べても同じくらいおいしい場合もあるんだけどね。

……なんて思っちゃう味音痴の人でもこの方法なら地雷を踏むことはありません。特産品に認定されているんだから、イマイチなわけないのです。

 

【追加情報】

某近隣市町村の協力隊から情報が寄せられました。

地域おこし協力隊になったら

地元食材使った料理を、地名ハッシュタグ付けてアップする

という儀式も待っているそうです。

確かにこれをクリアしなければ真に食材に感動しているとは言えません。そしてこうやって地道にハッシュタグを付けて情報を拡散することで少しでも町の名前を多くの人の目に晒していこうという作戦なのです。

実際のところはそのハッシュタグに引っかかる人ってその町に関係あって元から知ってる人が多いのなんて知ってます。でもやるんです。

協力隊だもの。かにお。

 

3.人のあたたかさに感動する

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ご近所さんにおすそ分けをもらった…

知らないまちの人に「頑張ってね」と言われた…

まちの人に飲みにつれていってもらった…

などなど。

 

まちには人のあたたかさに感動できるポイントがたくさん転がっています!!そのポイントを逃さずもれなく感動しましょう。

これをSNSにアップすると友達や周囲に「田舎で愛されている自分」を演出することもできますので一石二鳥です。

そして「都会ではこんな経験なかったな…(実家ではあったけど)」としみじみと人のあたたかさを噛みしめるのです。

 

なお地域おこし協力隊になると高頻度で「その町の印象」を聞かれます。

特に印象を持っていない人はここまで出てきた3点

  • 景色
  • 人のあたたかさ

を答えておけば問題ありません。

この3点を答えている人を見かけたときはそっとしておいてあげましょう。

 

4.行政のSNSを必死に更新する

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カニ的地域おこし協力隊の業務に挙げられているものナンバー1は「Facebookの更新」です。

たぶん理由は、ちょうど行政マンの中でも中核を担っている人物たちの最も利用しているSNSFacebookだからじゃないかと思うのですが、彼らの多くはまめな更新が苦手で他の仕事を差し置いてまでやる仕事じゃないと認識しているのではないでしょうか。

 

そこに現れた地域おこし協力隊!

何の仕事をさせたらいいか分からない!

ひとまずSNSお願いしとこう!!

 

そんなこんなで担当になったのだからマジメに更新します。

下手したらFB以外特にやってないかもしれないけど、とにかく毎日更新します。ネタは先に出てきた景色・食・人です。

そして「仕事の内容は?」って聞かれたら胸を張って

 

Facebookでの情報発信を担当しています!」

と答えるのです。

 

いいんです、他に何もそれらしいことをしていなくても、とにかくSNSの更新さえやってれば外部の人が様子を知る方法なんてSNSぐらいしかないですし、SNSの更新の成果なんて行政ではかることはほぼありません。せいぜい「月に〇件更新」とかって報告書に書くくらいです。

やってもやらなくても変わんないならせっかくだらやってるアピールのネタになるので頑張って更新しましょう。

だいたい1日1記事。

それだけでもう毎日忙しく感じれるはずです。そしたらきっと仕事してる感も出るし「やることがない」不安感からも解放され日々を楽しく生活することができます。

 

5.まちのイベントを手伝う

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あなたのまちにはこんなイベントありませんか?

  • 「イベントをする」ということは決まっているけど、主体的にやりたい人は誰もいない。「あのイベントはまちの一大イベントだから」とみんな言うけど設営・撤収、事務局の話になると押し付けあう。
  • 「イベントに出る若者が足りない」と言っている。タダ働きしてくれる力持ちが足りないだけなんだけど、結果として会社命令などで結果タダ働き人材を確保するから若者は迷惑している。

 

そんな時に活躍するのが地域おこし協力隊!!

 

テントを出したりしまったり

椅子を出したりしまったり

テーブルを出したりしまったり

焼き鳥焼いたり売り子したり

 

「人手の足りない」まちはきっとあなたの元気と若さと働きに大感謝!!

または、当たり前の手伝いとして受け取ることでしょう!!!

 

ちなみにこの時「時間外出ますか?」「休日出勤扱いになりますか?」なんてヤボなことは聞いてはいけません。だいたい想定してません。弁当もらえたらラッキー。

そしてそんな仕事を続けているうちに土日はほとんどなくなり、他市町村のイベントに出ることもなくまちのイベントの設営と撤収をやっているうちに夏が終わります。

夏って忙しいですね。

 

6.ローカルメディアに取り上げられてプチ有名人になる

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言っておきますがローカルと言ってもマジでローカルなやつですからね。他の都道府県まで届いちゃうようなメディアはローカルじゃないですから。

 

ローカルメディアで一番最強なのは広報です。

その町の広報誌にとにかく載りましょう。たいていの広報誌は全戸配布なので高齢化の進んでいる地方都市では隅々まで読んでいる方が多いはずなので、抜群の周知力があります。

ここに何でもいいから着任時とかイベント時にでも記事を載せてもらうと次の日からあなたは突然有名人です。それまで声もかけてこなかったご近所さんも、道行くお年寄りも、知らなかった同僚も、みんな声をかけてくるようになります。

仕舞には気分で適当に書いた趣味に引っかかったガチな人から突然連絡が来て、ディープな世界に旅立つことができることだってあります。

広報の力は無限大。

 

その次にオススメなのは新聞の地方欄

なんせ大事件ってなると地方欄の担当じゃなくなるので、地方で扱うネタってあんまりないんですよね。そんでいつもプレスリリースの届いたまちのイベントとかの取材をやったりなんだりしているので、ネタの提供はいつだってWELCOME状態な場合が多いです。

なので、「〇〇町に地域おこし協力隊が着任しました!」っていうのも場所が空いていれば載せてもらえます。

これでその町周辺の人にまでアピールできます。

 

この他にもローカルラジオとかフリーペーパーとか色々あるので何でもいいからメディアは出ておきましょう。そしてその記事を取っておいて、ちゃんと実家に送ってあげましょう。実家大喜び。

そしてSNSにもマメにあげると「なんだかたくさん取材されてるすごい人感」も出せます。

 

その代わり、個人情報大流出です。

それだけご了承ください。

 

7.行政と大喧嘩する

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これは地域おこし協力隊の登竜門みたいなものだと思ってください。だいたい喧嘩します。そんなもんです。まぁ喧嘩するっていっても担当者と喧嘩する程度で行政を相手取って裁判とかは滅多にしません。別にしてもいいんですけど結構な時間の無駄になりそうなので。

喧嘩の理由は

 

  • 何を提案してもやらせてもらえない
  • 雑用ばかりさせられる
  • 「予算がない」ばかりを繰り返す
  • 話がコロコロ変わる
  • 謎のプライベートへの干渉

 

この辺が王道でしょうか。

ちなみに喧嘩をしても特に何もその後は変わらないと思っていた方が妥当です。

 

しかしもし地域おこし協力隊を辞めるならこのタイミングがベスト★

何となく自分は悪くなく「合わなかった」とかそんな理由で辞めれます。でもその後別の地域を受けるならこれは伏せておきましょう。「あいつ面倒くさい奴だぞ」と思われます。

 

8.地域おこし協力隊同士で絡む

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さて行政と喧嘩し「役場・役所は信用できない…」と人間不信に陥ったら他の協力隊に絡むチャンスです。

なぜなら大体の協力隊はみんな同じことを思っているからです。

 

地元に帰れば友達に「職場の愚痴」的に色々喋れるかと思いますが、なんせ田舎なので同世代や同じような条件の友達を見つけるのは一苦労です。

そうなると手っ取り早く話が通じるのが地域おこし協力隊。

きっと周辺の町にも地域おこし協力隊がいると思うのでSNS系で見つけて絡んで

 

「地域おこし協力隊交流会しましょう!」

 

とか言って交流会という名の愚痴大会を開催しましょう。

まるで地域について深く考えて、まちおこしの勉強でもしているかのような気分になりながらストレス発散もできます。

町や配属によって仕事なんてまちまちなので交流したところで実質的な解決や勉強につながることは滅多にありませんが、近隣に知っている人や愚痴を言える人を確保しておくことは精神衛生上良いことだと思います。

しかもまちおこしに熱いメンバーが集まった」みたいななんかリア充っぽい雰囲気も醸し出せます。

 

なお、本気で自分のまちが好きで、ヒトの愚痴を聞くことにストレスを感じるタイプの方にはオススメしません。「え、お前ら自分のまちそんなサゲて大丈夫なの?え、自分のまち嫌いなの?」と謎の時間を過ごすことになります。

 

9.よくわかんない「まちおこし系」の人と絡む

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地域おこし協力隊系の人と絡んだり、メディアに取り上げられてプチ有名人になったら次にやってくるのが

まちおこしやっている人」です。

 

だいたい向こうからやってきます。SNSで絡んだり、突然あなたの元を訪れて名刺交換して交流がスタート。

そのうち「勉強会」「フォーラム」「セミナー」などの集まりのお誘いがやってきます。暇だったら参加しましょう。

それに出るとさらに「まちおこしやっている人」とたくさん知り合いになり、雪だるま方式にお誘いが増えていきます。

 

でも大丈夫!

地域おこし協力隊はセミナー系の参加費は予算が使えますからね★

※予算がついている場合に限る

 

公費で勉強会に出席し参加したことをSNSでアップすると、めっちゃ勉強している感もめっちゃまちおこししようとしている感も出せます。

勉強したところで協力隊は行政職員でもないし3年で任期が終わるのでその後役に立つかどうかはその人によるとしか言いようがないのですが、まちおこしNPOとかをやる方には超オススメ。まぁそんな人も滅多にいないんですけど。

 

ちなみにこれを続けていくと不思議と団体のメンバーになったり事務局になったりして、協力隊で認められていないボランティアが増えていったりもしますので、暇だったらおススメしますが忙しかったら相手を見て判断しましょう。

しかし名刺を配ることに使命感を感じている方には効率よく名刺を消費できますので出ておくと良いですね。

 

10.都会風を吹かす

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さぁここに来て突然の都会の話を出します。

 

しばらく田舎に居るとたまに都会の空気が恋しくなりますよね。田舎では全然友達もできないし、行政は合わないし、オシャレなカフェもないし、居酒屋はまちに1件だけ、あとはスナック。

はーテレビもね、ラジオもね、車もそれほど走ってねぇ。

 

ということで何かと理由をつけては東京に帰りましょう。

そして友達とオシャレな店で集まってSNSにアップして、「田舎では愛されてるけど、田舎には染まってないオシャレな自分」アピールをしましょう。

しかもこれなら田舎では全然友達いないけど都会に戻れば友達いるよアピールもできます。さみしくなんてないんだ。

そして何かと「東京では〇〇だけど、こっちだと〇〇だよね~」とか言って田舎の人にマウンティングしましょう。間違いなくイライラしてもらえます。

 

しかしもちろん着任地へのフォローも忘れてはいけません。

 

#都会は人が多くて疲れる

#田舎のきれいな空気が恋しい

 

とでもSNSに書いて都会で平凡に生きてるやつらとも感性がちょっと違うぜアピールをしつつ、自分のまちへの愛も醸し出しましょう。

 

 

11.なにかとリノベする

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この先はちょっと協力隊上級者編です。

しかし、これもだいたいの協力隊がやりがちです。

それが「なにかとリノベする」です。

 

いや、何をリノベしてもいいんですけど、だいたいやるのが「古民家」「空き店舗」ですかね。

 

DIYなんてやったことねーよ!!

という人でも大丈夫。最近はネットでいくらでもDIYの方法が転がってますので、ペンキで色を塗るくらいだったら誰でも簡単にできます。しかもDIYやってる感がすごい出ます。

 

ペンキ塗りが終わったら次は壁をぶち抜いたり天井ぶち抜いたりしてみましょう。その先は知りません。

 

やばい!ぶち抜ける物件なんてない!

…という方も安心してください。最悪、棚とか椅子とかでも作ればいいんです。それでなんとなくDIYやってる感は出せます。

 

12.家を買う

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家を買うなんて人生で1回あるかないかですからね。

それを田舎でやっちゃうなんて、度胸がある!

永住する心意気がある!!

となんか分かんないけど注目されると思います。たぶん。

 

それがこんな理由だったとしても、どんな理由だったとしても、とりあえず家買っとけば何となくいいんです。

これをリノベしてやりがちなのがカフェ、飲食店、ゲストハウスといった感じでしょうか。それさえやれば「起業」という目標も達成され、家を買ってるので「定住」という目標も達成され、すべてが丸く収まるんです。家すげー。

 

これであなたもそれっぽい地域おこし協力隊

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さぁ、ここまでお読みいただきありがとうございました。

なんか棘があった?いえいえ、フィクションですよフィクション。

 

しかしこれを実践するだけであなたもなんとなく「それっぽい地域おこし協力隊」になれる気がしませんか?

そしてあなたの周りの地域おこし協力隊、これらのことやってません?

もしそんな現場を見かけたら「あっ…」ていう気持ちで見守ってあげてくださいね。

 

ちなみに私?

 

だいたい全部やりました。すいません。

(だいたいね。)

(でも見ただけとか聞いただけって事例も中にはあるからね。)

 

ありがちな地域おこし協力隊ですいません。テンプレ協力隊でマジすいません。

でもなんで協力隊ってこれやりがちなんでしょう。私だけじゃないっすよね?ね?

(ていうかテンプレに収まらない協力隊見るとすげーなと思う)

 

ということで、協力隊あるあるをこれ以外にも思いついた方は各種SNSで教えてください。笑

 

以上、元協力隊の戯言でした。

 

僕ら地域おこし協力隊: 未来と社会に夢をもつ

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