本日で家が本当に私の物になりました。
こんにちは、アラサー独身のくせに家を買っちゃったフリーデザイナーのカニです。
実を言いますと最初のブログ移住者カニ、ついに家を買う ~買った理由編~ - Ka2 Designを書いた日が落札日。無事に落札し、その日のうちにお金を払っていたので法的には既に私の家だったのですが……
実は本日が「決定通知書」というものが交付される日だったのです。なので、正式には(法的にと何が違うのかは分からない)本日、無事に落札した家がカニのものになりました~~!!
い、いえ~~~い……。
喜んでいいのかどうなのか分からない……!!
さて、そんなカニが家を見つけ、買うまでの経緯を前回ブログで書きましたが
本日はお待ちかね(!?)入札ってどうやってやったのかを書いていこうと思います!!
いざ、入札会場へ
その日の天気は……覚えてないけど良かった気がします。というのも私…
緊張……。役所行ってくる!
— vかにv@赤平のデザイナ (@ka2_design) 2018年5月15日
緊張してました。笑
だってもう気持ちはウキウキ家買うモード。
だけどこれは普通に買うのと違って入札なんです。
入札って……入札って………!!
入札って何……!!!!
競争入札(きょうそうにゅうさつ)とは、売買・請負契約などにおいて最も有利な条件を示す者と契約を締結するために複数の契約希望者に内容や入札金額を書いた文書を提出させて、内容や金額から契約者を決める方法。主として国などの公的機関などが行うことが多い。単に入札(にゅうさつ、いれふだ)とも呼ばれる。
by wikipedia
まぁ要は……競りの一発決定版ってことなんですよ。怖くないっすか!?自分より安い金額書いたらその人が仕事取っちゃうんすよ。家の場合は逆で、自分より高い金額書いた人が取っちゃうんですよ。
もう前の日からドッキドキ。
役所内には会場となる会議室の案内が要所要所に置いてありました。
そういえば私が役所で勤めてた時も時々こんなん置いてあった…!!今まで気にもとめなかったけど、これが置いてあるたびに私のようにドキドキしている人がいたのね…。
入札開始
会場つきました。
この中に……たくさん人がいたらどうしよう…競争相手たくさん居たら…何円って書こう…5千円高く書くくらいじゃダサいかな…やっぱ1万くらい高く書くもんかな…。
カニ「こんにちは~失礼します~…」
……!!
人がいる……!!
(ていうかその前にイメージ画像、なんで外人なんだよ!!)
…あっ、すいません入札中はさすがに写真撮れなかったのでイメージでお届けします。なお画像は私が愛用しているphotoACです。有料会員登録してます。笑
そう、そんで話がずれましたけど
入札会場に入ると正面にこちらを向く形で税務課職員さんが3名。
その他にこちらに背を向けて2名の男性が着席していました。顔は見えない。けど人がいる。これは……これは…!?
もしやライバル…!!!
税務課職員さん「まだ開始まで時間あるので、壁際に物件の詳細置いてありますので気になる点とかあれば確認しておいてくださいね~。」
すると2名は置いてある紙を見始めました。紙は私の狙っている物件の他に2つあります。よく見ると違う町名が書いてありました。
これは、今日は私の物件だけの入札日じゃなかったようだ……!!!
その証拠に2名はそれぞれ違う紙を見ています。その2名はどうやら違う物件狙い。しかもそれぞれ違う物件。つまりこのまま他に誰も来なければ、競争にならないで入札ができる…!!
職員さん「時間が来ましたので会場閉めますね。」
よっしゃ…!!!(心の声)
これでもう落札も同然。あとは馬鹿な私が記入ミスしたりしないことを祈るばかりです。
職員さんは今回の公売の説明をし、最後の方で「それでは公売保証金をお預かりします」と言いました。
国税徴収法により定められている、入札する前に行政機関に納付しなければならないお金のこと。公売保証金の金額は、見積価額の10分の1以上と定められており、納付された公売保証金は、落札できなかった場合は、原則としてインターネット公売終了後に全額返還されます。
Yahoo!官公庁オークションヘルプ
なんかよく分からないけど、入札する人ってその前にお金払わないといけないみたいです。あれですね、入学金の前払いみたいなやつですかね。(違
しかしこれは50万円以下の場合はいらないらしく、私は黙って座っていただけでした。他の入札者で必要な方は何やら封筒に入れてハンコ押して職員に手渡していました。
続いてさっそく入札です。
手元にはA4サイズの書類が何枚かと、ボールペン、朱肉があらかじめ置いてありました。
書類のひとつが「入札書」、もうひとつが記載例。
記載例を見ながら自分の住所、名前、印鑑、物件名、入札価格を埋めていきます。
職員さんの「入札したい物件名間違えないように書いてくださいね~。」の声で私は何度も壁に貼ってある不動産名を確認しました。ビビり。
そして入札価格ですが、事前に職員さんに確認していましたが
「最低公売価格以上」(つまり40,000円ジャストでもOK)と聞いていたので40,000円と書き入れます。確認してなかったら微妙に40,001円とかにしちゃってたんだろうな…よかった聞いておいて。
こうしてA4の紙を書いて長3封筒に入れるとのり付けし、職員さんに手渡しして入札終了。どうやら入札も箱に入れるパターンと手渡しのパターンがあるらしいのですが、今回は手渡しでした。
渡した後も私は書き間違ってないか不安でしょうがなかったです。笑
いざ、開札
……とは言っても、さっき私たちが書いた紙が入った封筒を職員さんがチョキチョキ開けるだけなんですけどね。
あっ、ちなみに
入札開始は10時、開札は10時半と厳密に決められていたため書き終わってから15分くらいは暇で会場にいた職員さん、他の入札者と喋ってました。入札しちゃったら別に他やることないですし。
で、場が和んだ(?)ところで開札。
開札するところを入札者以外が見てないとならないそうで、前の方に座っていた別の入札者さんが開封作業を見守っていました。
封筒を開けて金額を確認すると職員さんが
「物件〇〇、〇〇円で〇〇さんが落札です。」
とご丁寧に読み上げてくれます。
(やめてー、他の方は何十万とかなのに私だけ4万ってちょっと恥ずかしいからやめてー!!)
今回は競争入札じゃなかったので、これでもう落札者決定です。
あ~~~~~ほっとした~…。
(この頃やっと手汗が止まりました。笑)
入札後の怒涛の手続きがスタート
さ、無事に落札者になったぞーーーー!!
突然ですが家買いました
— vかにv@赤平のデザイナ (@ka2_design) 2018年5月15日
と遊びに行きたくなっちゃいますが、ここからそのまま権利移転の手続きや支払いがスタートします。
ここまで順調に来ていたのですが…
ついにカニ、書き損じを起こします…
あれってやった瞬間「ハッ!!!!!」てなりますよね…。
何を書き損じたかと言うと…
長くなってきたのでまた今度。笑
次は書いた書類や支払いの方法などを書いておこうと思います。
お楽しみにv
▼次回カニ、書き損じて行ったり来たりするの巻
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