Ka2 Design

北海道の炭鉱街で町おこしなどをしながらフリーデザイナーとなってしまったおバカなカニのお話。

本しか友達のいなかった私がどうして今は本を読まないのか ー その3

どうもー、気分にむらがあることで定評があるフリーデザイナーのカニですv

 

今回は本について考えるシリーズ第3弾。

今までのはコチラ

ka2design.hateblo.jp

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わくわくする本の世界

小学生の頃の私にとって現実とはとにかくつまらないもので、「おともだち」と遊ぶくらいなら本を読んでいた方がよっぽど楽しいと思っていました。これは冗談じゃなく、本気でそう思っていたんですからヤバい小学生ですよね。

まぁそうはいっても小学生なので「現実」とは学校とか習い事とかのことですが。

 

そんな私が大好きだった本はこれ。

 

もりのへなそうる (福音館創作童話シリーズ)

もりのへなそうる (福音館創作童話シリーズ)

 

 

そう、へなそうる~~~~!!!!!

兄弟が冒険(と言ってもそんなすごい冒険じゃないけど)に出かけて、森で「へなそうる」と出会うお話です。もうこの話大好きで、へなそうる大好きで、私も友達ならこんな友達が欲しいって思いました。

 

そしてもう一個

 

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

  • 作者: ルース・スタイルス・ガネット,ルース・クリスマン・ガネット,わたなべしげお,子どもの本研究会
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1963/07/15
  • メディア: ハードカバー
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これも名作!!!!シリーズが確か何作かあるんですが、最初にあたるコレが一番好きです。エルマーが竜を助けに冒険に出る話なのですが、子どもながらにめっちゃワクワクしたものです。

 

そしてポイントは…

両作に登場する「食料」!!!それぞれ冒険に出る時に「食料」を持って出かけるのですが、これを読んで自分も冒険に出る時にはサンドイッチを持たねばならないと心に決めました。

というかこれらを読みながら私は「竜と出会う冒険にでる際の注意点」を読み、いつか来るその時に備えていたように思っています。

 

この他にもお気に入りだったのが

わかったさんのおかしシリーズ 全10巻

わかったさんのおかしシリーズ 全10巻

 

 そして

これを読むとあら不思議!お菓子や料理の作り方をいつの間にか覚えてしまうのです!!実際「わかったさん」を読みながらお菓子作りとかしましたね。

 

ただこのシリーズ、ただの料理本ではなく主人公(わかったさんorこまったさん)が不思議な世界に飛ばされてお菓子や料理を作る過程を経験しながら冒険していくという話でした。

 

好きになれない「現実」

一方で何度読んでもあまり好きになれない本もありました。

てん子ちゃんとアントン (子どものための世界名作文学 24)

てん子ちゃんとアントン (子どものための世界名作文学 24)

 

 代表。笑

若草物語 (新潮文庫)

若草物語 (新潮文庫)

 
あしながおじさん (ポプラ世界名作童話)

あしながおじさん (ポプラ世界名作童話)

 

 

分かるでしょうか…

これらは人しか登場しないし、冒険もしないんです。

頑張って読んでみましたけど、何度読んでも面白くない。名作なのは分かるんですけど、小学校低学年で1度トライして、学年が上がるたびにトライしましたけどやっぱり何が楽しいのかわかりません。

いまだに内容は全然覚えてません…。

 

ただ、コレは人しか出てこないのに好きでした。 

秘密の花園

秘密の花園

 

 たぶんこれも冒険要素があったからではないだろうか…。

 

現実逃避としての「冒険物語」

考えてみると「人と人との関わる現実世界の話」は全然興味がなく、ファンタジーが小学校低学年の頃から好きだったのだと分類できました。

なぜなのかって言われるとなぜなのかは分かりませんけど…たぶん人に興味なかったんじゃないでしょうかね。学校で詰まらない時間を延々と過ごすよりも、本の中でワクワクするような冒険を繰り広げていた方がよっぽど楽しかったんです。

 

ただ、私は残念ながら妖精さんとお話しできる夢見る夢子ちゃんではありませんでした。

 

科学の本なども好きで、姉のとっていたチャレンジの付録とかに付いていた科学系の本もひとしきり読んでいましたし、地球が回っていることも知っていましたし、動物が喋らないことも知っていましたし、ドラゴンが存在しないことも知っていました。

知った上でそれでも私はファンタジーが好きで、いつだって冒険に出たいと思っていました。

実際ときどき姉が私と妹を「冒険」に連れて行ってくれたりもしました。本で読んだような世界がそこにあると仮定して「冒険」するのはとっても楽しかったです。

 

ちなみに小学生の頃は不思議な世界がこの世にないことはわかっていたため、この世にある不思議なものにはワクワクしていました。ピラミッドなんかは大好きで象形文字や神様の名前を覚えたり資料を集めたりし、本じゃありませんがインディジョーンズLOVEでした。

 

叶うなら、不思議な世界が突然現れて冒険に出発させてもらえないだろうか…。まぁそんなこと現実にあるわけないんだけど。

そう思っていた私の前に現れた本がこれ。

ブランコのむこうで (1978年) (新潮文庫)

ブランコのむこうで (1978年) (新潮文庫)

 

 星新一でした。

そうか、この世に不思議なものが存在しないなら、私の求める不思議も冒険も違う世界にあるんだ。私にはそこにアクセスできないだけで、それはそこにあるかもしれない

見えないもの、認識できないものはそこに無いのではなく、あるかどうか分からないだけ。

目を閉じたり、何かの中に入ったり、そんな時にもしかしたらその扉が開くかもしれない…!!

と、私の中で異世界説が爆誕しました。笑

 

これ以来私は星新一が大好きです。(最近読んでないなぁ)

 

結局のところ、私はただ単に日常がつまらなかったんだと思います。学校の授業はつまらない。「おともだち」も特にいない。好きじゃない子と遊ばないとならない。果たして日常がつまらないからファンタジーに逃げたのか、ファンタジーが楽しすぎて日常がつまらなかったのか……

後者だったとしたら「へなそうる」の作者はなんと罪深いことでしょう。笑

 

こうして友達を作れないコミュ障の少女カニは最強ファンタジーの本たちによってガンガン現実逃避をきめていったのでしたとさ……。

 

次回はファンタジーとしてのミステリーについてでも書こうかな。