Ka2 Design

北海道の炭鉱街で町おこしなどをしながらフリーデザイナーとなってしまったおバカなカニのお話。

【ひとりごつ】私はアートに恐怖する

空は青で塗りましょう

草は緑で塗りましょう

太陽は赤

雲は白

ヒトは、肌色。

 

 

 

 

今日岩見沢で見てきた「アールブリュット」にはそういうものがありませんでした。

ゾワゾワする寒気と、違和感と既視感。

 

 

 

 

 

 

私にはアートはわかりません。

特に現代アートはわかりません。

ヒトのエゴを「これがアートだよ!すごいでしょ!」とわざわざ見せられている感じがして、どちらかというと好きではないことが多いです。

 

中には心地よい物もあって、でもそれが何故なのかはわかりません。

 

 

今回もたまたま職場で「すっごく良かったよ!」と聞いたので、なんとなーく見に行っただけでした。

 

 

なのに、なんでしょう。

忘れてた感じを思い出すような……。

 

 

わたし、いつから絵が描けない人になったんだっけ?

 



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中二病の時に描いてた絵

 

 

 

 

 

私、もともと絵が好きでした。

言葉でのコミュニケーションが苦手で、自己表現をするのに文字や絵で表現した方が表現しやすかったからでした。

 

中学も高校も選択科目は美術。

小学生の時にダリの模写をしてからダリが好きでした。

 

でも先生には「なんか気持ち悪い系好きだよね(笑)」とdisられてました。

 

確かにあんまりハッピーな絵はテンションが合わなかったんですけど。

だけど美術の時間はとにかく楽しい時間でした。

 

 

 

 

 

でもだんだん、絵が下手なのが恥ずかしくなりました。

何が正解なのかを考えるようになりました。

それから、絵を描けない人になっていった気がします。

 

 

 
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 ※これも中二病のときに描いた絵を加工

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでしたが

今はデザイナーをやってまして、ありがたいことに「お客さんの求める物を表現する」ことでお金をもらってます。

これも相手の気持ちや好み、見る人の心理を考えて考えて深読みしまくって作るもんなので、やりがいが非常にあるし

ピッタリきたときは死ぬほど気持ちいいです。

 

しかも、表現の枠に片足突っ込んでるのに

自分を表現する必要は無いんです。だから、怖くない。

 

 

 


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※続・中二病

 

 

 

デザイナーとアーティストって全然違うものだと思ってます。

デザイナーはお客さんがいるからデザインができますが、アーティストは自分を表現して共感してくれた人がお客さんだと思うんです。

 

 

 

 

だから、私にとってアートは怖いもの。

 

自分を不特定多数の人に見せて皆に気持ち悪いって言われたら?間違いだって言われたら?変だとかおかしいって言われたら?

 

そう言われたくなくて正解を探し続けて来たんですから。

 

 

空は青で塗りましょう

草は緑で塗りましょう

太陽は赤

雲は白

ヒトは、肌色。

 

 

そうすれば「間違ってる」って言われないんですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

私にはアートはわかりません。

 

 

だけど、今回見たアールブリュットというものは、見に行って本当に良かったと思ってます。

空は青くないし、天地も時間もモチーフも分からない。だけど、すごいなぁと思わせてくれました。

空を青く塗らなくていい世界に生きている、作品の向こうの彼らを尊敬します。

 

 

 

 

もしかしたら私の生きているところも、空は青くないのかもなぁ

 

そんな感じで、機会があれば皆様もぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。