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Ka2 Design

北海道の炭鉱街で町おこしなどをしながらフリーデザイナーとなってしまったおバカなカニのお話。

【シゴトのコト】地方のお祭りが楽しい理由・楽しくない理由

 

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今日はマチの大きなお祭りの日

どうも、北海道の地方の町に移住して片足をフリーデザイナーに、もう片足を町おこしに突っ込んでるおバカなカニです。

見出しの通り、本日は私の移住した町の一番大きなお祭りの初日でした。明日は花火がどっかんどっかん上がってメインとなる日ですが、自分は仕事のため今日のみの参加。蒸し暑い中ですが、本当に多くの人が…いや、言いすぎたかも。そこそこ多くの人が会場に足を運んでいました。

このお祭りに初めて参加したのは2年前。今年で3回目の参加だったのですが、初めてこのお祭りを見てびっくりしたのが、人口比率。自分と同じアラサーっぽい人が全然おらず、日中の会場にいるのは小学生とその親・じいちゃんばあちゃん世代。働き盛りの人が少ない町なんだな~と身にしみて感じました。

…たまたま私と同年代が日中は来ないだけかもしれませんけどね。

 

祭りに縁の多い青年期だったもので

 

思い返せば私が中3の時。家族の影響でYOSAKOIソーランを毎年見に行くようになったことが全ての始まりだったように思います。今でも忘れない、それは2002年の時。その年の大賞は「三石なるこ会」。あの時、あのステージのために必死になって泣き笑いするそのたくさんの人に心打たれたものです。

ソーランの話はすれば長いので割愛するとして、でもこのお祭りってお祭りじゃなくて個人的にはコンテストだと思ってるので、まだ真のお祭りの良さには気付いていませんでした。

しかし高校生になり学校祭があり、大学の学校祭などにも行くようになり、だんだんお祭り好きに。

そして自分が大学生になった時にはやっぱりソーランのチームに入りました。これがきっかけでめちゃくちゃあちこちのお祭りに行くことになったんですよね。道内の色んなお祭りに行きました。面白かったのは「日本丸」というフェリーに泊り込んで踊らせてもらったこともありました。遠くは名古屋、神戸、静岡にも踊りに行ったことがあります。ソーランをやっていた人にはきっとご理解いただけるはず。。。

 

さらにこれだけじゃ飽き足らない私。アルバイトではビール工場のイベントスタッフに少しだけ登録をしていたことがあります。ビールも祭りも好きだし、ちょうどいいなって思って軽い気持ちで登録したんですが、これがなかなか面白く、キツいバイトでした。ここでテントの建て方や炭焼き台の準備、さらにタンドリーチキンの仕込み方なんてのも覚えました。細やかな配慮ができない頭の悪い私は力仕事に精を出し、男性に混じってトラックからドリンクをひたすら入れたり出したりする仕事や、サーバーやビールの樽を運ぶのも全然やりました(腰をやられたのは秘密)。

 

そのバイトの中で確か銭函のお祭りに行った時に、自分にはとっても面白い光景を目にしたんです。それは自分の働いているテントの目の前に、自宅から持ってきたテーブルや椅子を広げてお祭り会場で宴会を催している団体でした。最初は自分はお祭りにこんなに陣取って、常識ないなぁ~とか思っていましたが、回りを見ればそんな人ばっかり。

そのうちに、そこを通りかかる人に座っているおじさんやおばさんが声をかけ、「おぉ~久しぶり!」とか「大きくなったなぁ!」とか「ほら、飲め飲め!」とか通る人通る人みんな知り合いか!?っていう状態でした。

 

もしかして、お祭りって「地元」の人が顔を合わせられる同窓会みたいな役割を兼ねてたりする?

 

そう思ったのがこの時が最初でした。

 

誰のためのお祭りか

自分はフェスも好きでRising Sun Rock Festivalもかなり長いこと行っていました(最近は仕事で結構行けてないけれど)。これってほとんどの人の目的がライヴのお祭りですよね。だから、たぶん一人で行ってもそこそこ楽しめちゃう自信があります。だって目的を達成できるんですもん。

でも、縁もゆかりもない町のお祭りってたぶん自分には楽しめません。だって一人でわたあめやクレープを食べることは結構苦行ですよ自分には。もちろんそういうお祭りの雰囲気を楽しむことが目的の人には楽しいと思うんですけどね。友達がいれば話は別ですけど、縁もゆかりもない町に友達がいるはずもないんですよね。

 

けれどこれが「地元」のお祭りだったら。きっと人と会うことが好きな人は楽しいと思うんですよね。ちょっと歩けば「どうもこんにちは!」っていう状況。あの人に会えるかな~、あの人は今年どうしてるかな~とか。

 

だから、自分は今この町に来て、お祭りに行けば色んな人と会えてすっごく嬉しいんです。楽しいんです。

自分には「ホーム」ってイマイチ無くて、こういう「地元の人が集まるお祭り」って無かったから、こういうお祭りがある町に生まれることができた人ってすごく幸せな環境だなって思います。正直、めっちゃ羨ましいです。

 

町のお祭りは、町の人のためのもの

 

逆に、この町に繋がっている人が居ない人ってたぶん、お祭りを100%楽しめないんじゃないかな!?って思うんですよね。ステージがものすごく楽しくても、花火がものすごい数上がっても、それってその祭りの、その町の祭りの本当の魅力じゃないと思うんです。

お祭りの本当の一番の良さって、年に一度ここに町の人が集まるってことなんじゃないですかね?約束もなく会費もなく、それでも行くと誰かが居て「久しぶり」ってなる環境こそが「お祭り」の最大の魅力じゃないかなぁ、と。

もちろんつまらないお祭りだと町の人も集まらないのでダメですけどね。

 

その点やっぱり、今私のいる町のお祭りって

自分にとっては最高です。

 

だから、これからも外から来る人をどれだけ集めるかじゃなくて、町の人をどれだけ集められるかっていうことに視点を置いたお祭りであってほしいなぁと思ってます。めっちゃ良い祭りだから、他の町の人も来たいなら来れば?ぐらいの感じで。笑

 

さて、本当はお祭りに「出る」「行く」「主催する」人の視点の話とかソーランの話とか色々書きたいことは山のようにありますが本日はこの辺で。

このお祭りシーズン、どうぞ皆様もお楽しみくださいね。